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2017.01.19
ズバッと一言
教育部
H&Nホールディングスは本年より拠点を栄に移転しました。大きな会議などは今後栄で行うことになります。
その中での大きな目玉は介護事業所総括で教育管理に取り組むことです。各施設には教育委員会が設置されていますが、本来教育プログラムはある一定のスキームの元で共通の認識と大まかな目標設定がされなければいけません。
このプログラムを私たち経営陣が作ってこれでやりなさい。と落とし込んでもいいのかもしれませんが、私は介護職員が自分たちで作り上げていく過程・行程が、今の介護職員たちには重要なのではないかと考えています。
何故なら介護の歴史と文化は良くも悪くも介護職員が作って行くものだからです。介護職員の今の大きな問題点の一つに、受動的要素が多いということがあると私は考えています。どういったことかと言うと、介護職員は「常に受け身であることが多い」ということです。
そもそも介護という仕事がプロフェッショナルであるということは、どういった自分になりたいのか、またどういったことをすることが介護職員として正しく世の中に求められているのか。こういったことは人に言われることではなく、自分たちで考え決めていくのが本当のプロフェッショナルであると私は思います。
だからこそ自分たちでこの過程と行程を歩いて行くことが重要なのです。もし私たちにできることがあるとしたら、その道案内を道を間違えないようにサポートすることではないでしょうか。それが人より少し長くこの業界にいて生きてきた者のすることのように思います。
そしていい仕事をしていくには「いい仕事をする準備」が必要です。その準備こそが勉強であり委員会などで考えることではないでしょうか。
来年の教育部の目標は「自分たちでやりたい介護を考えることができる」が目標です。
今年1年はその準備期間として行動しましょう。これは管理職だけではなく全職員が参加し介入しなくては達成できないでしょう。管理職は良き教育者にならなければいけません。もっと勉強しましょう。