ブログ
Blog ブログ
2015.11.07
ズバッと一言
ジャイアンには怖いお母ちゃんが必要
先日いじめにより中学生が自殺をするという悲しい事故が名古屋市内で起きました。新聞などでも報道が盛んにされていますがごもっともと思うな内容とそうは思わない内容があります。これは個人の価値観なのでいろいろな意見があって当然ですがその中でも「学校での教育はどうなっているのか」と保護者からの意見としてありました。確かにそういう一面もありますが、私は「親の教育もどうなっているのか」と思わざる負えません。学校や教育委員会が責められるのはたしかに致し方のないことかもしれませんが少しいいすぎではないかと思います。最近の学校ではモンスターペアレントなる怪物が出現するようです。怒ったら怒ったで「なんてことをするんだ」と言われるでしょうしまたやりすぎる教員もいるのでなかなか難しい対応のように思います。以前私の知り合いの保護者が「学校は勉強だけ教えればいい」なんていう人も中にはいます。はたして子供の「しつけ」はだれの責任が一番重要なのでしょうか。親ですよね。子供のいじめ問題に大人が関わるのであれば「いじめ」があった場合にきちんと通報していじめをやっている親に言い「親にしつけ」をしてもらうのが一般的な考え方ではないでしょうか。たしかに昔は私たちの年代もそうでしたが学校の先生は怖かったです。悪いことをしたらものすごく怒られましたしげんこつなんて当たり前でした。今の時代単純に暴力になってしまいますから昔のようにはできませんが、学校でしつけがされていた時は先生にげんこつをされて家でばれるとさらにもう一発おまけをもらっていました。先に今の学校教育ではゆるされることではないという前提で仮に悪いことをしてげんこつをするとその日のうちに親が殴り込んでくるでしょう。現在の学校、親、子供の関係性は子供→親→学校の順になっていることも否定できないように思います。以前は学校=親→子供または学校→親→子供このような構図だったように思います。今は子供の方が強いのですから教育なんてできっこありません。社会性の伴っていないことがまかり通るのですから社会常識は反転してしまいます。もし学校にしつけのレベルを求めるなら親の理解とともに教員にある程度の裁量権が必要です。しかし、このような親子関係の教育の崩壊が長く続いているので今の大人に正しい教育ができるのかも疑問ですがしつけという教育を今の日本人は見直さなくてはいけない時期なのかもしれません。ジャイアンには怖いお母ちゃんが必要なのです。ジャイアンに怖いお母ちゃんがいないとしたらやりたい放題の世の中になってしまうことは言うまでもありません。ゆとり、さとり世代もこの子たちが悪いのではありません。この子達を育てた人達にも責任はあるのではないでしょうか。私個人的にはパワハラと言われようとも必要な時には怒ることは重要な教育だと思います。仕事も怠慢で指示をも聞かない職員に怒るとパワハラと言われますが、逆に給料を貰ってやるべきことをやらない職員はなにハラというのと考えることがあります。以前恩師に言われた「教育はしつけから」という言葉をふと思い出しました。