名古屋市で住宅型有料老人ホーム、訪問介護、訪問看護、介護職員初任者研修や喀痰吸引等研修(一号研修)などの研修事業まで行なっているH&Nホールディングス

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2016.08.18

ズバッと一言

全員リーダーくらいの考え方

介護職に限らず一般の会社に置いても、この時代において一番欲しい人材はリーダーではないでしょうか。

特に介護の職場では人手不足と言われていますが、

実は中身における人材が不足しています。

本来看護職も介護職も全員働き蜂では困ります。なかなか難しいことなのですが、

全員リーダーくらいの考え方を持たなくてはいけません。

何故なら、利用者様に対して”ひとりひとりが独立して”ケアがなされるからです。

直接的にケアに当たるということは常に利用者様すると介護職は「オンリーワン」の存在なのです。

「オンリーワン」の存在であるということはその時その瞬間、利用者様からすると一人な訳ですから

あなたがリーダーなのです。

実際に出来るか出来ないかという前に、そういった考え方が必要だということです。

しかし、組織で動く以上、その集団の中でやはりリーダーは必要です。

特に頑張るという言葉は無意味です。

みんな頑張っていますからそういう意味ではありません。

リーダーとは

○短期的な視点ではなく、長期的な視点で物を考えなくてはいけません。

○現状維持ではなく、発展させることを考えなくてはいけません。

○仕事に対して問題改善意識を常に持ち、現状を打破する力を持たなくてはいけません。

○高潔な人格を持ち真摯でなくてはいけません。

 

これは本来多かれ少なかれ全員が考えなくてはいけないことです。

簡単に言うと成功の法則の一つです。

それぞれの幸せの先には必ずといっていいほど、乗り越えなくてはいけないことや、やらなければいけないことがあります。

また、多くの場合苦労やリスクを伴います。その先に初めていろいろな物が得られます。

簡単に言うと

100円で1ドルを買います。ほぼ今の相場です。

1ドルが120円になったら20円の利益です。

当然のことながら100万円買えば20万円の利益です。

同じように苦労もたくさんすることが必要です。人と同じことをやっていても評価が上がることはありません。

 

じゃあ働く上で何をすればいいのか。

まずは先に書いたようなことを今の現状で考えて見るといいでしょう。自ずと出世の道は見えてきます。

このことができない内は次のランクに上がることはありません。

 

経営者はリスクやこの苦労に対して評価します。やったではありません。

「できたということに評価」します。

えげつない話、これをお金にして対価として評価します。

実際問題褒めてもらってもしょうがないのです。

 

資格を持っているからとか年齢が行っているから給料が上がる時代ではありません。

成功した人がものを得られる時代なのです。

甘えている時期は猶予の時期だと解釈した方が身のためです。

 

介護の業界も徐々にではありますが、資格の世界になってきています。とりあえず介護福祉士でしょう。

そこからが本当のスタートです。資格を取ったくらいでは大したことはありません。

レベルの高い介護職員にならなくては意味がありません。

介護の業界は「今がチャンスです」

何故なら実力者がいないからです。周りのレベルが上がってくると、それを超えるのは大変です。

ですが今なら”ごぼう抜き”にできる時期なのです。なんて運がいいのやら。

 

今やらなくていつやるのか。チャンスは与えられている内に物にするべきなのです。

反対にいうといつ抜かれてもおかしくないという危機も感じるべきなのです。

 

そして、最後に

真摯さとは基本的に必要な資質になります。

どんなに優秀であっても、有能であっても、どんなにあてになっても真摯さがないと

リーダーとしては失格です。

残念ながら教えることができないのも”真摯さ”です。

私もまだまだな人間ですが、素晴らしい才能を持ち真摯さがないために失敗した人をたくさん見ました。

私は時に「行儀が悪い」と言います。だらしないという意味ではありません。なんとなく察してください。

 

一番重要なのは才能ではなく、真摯さなのかもしれません。

今までの経験上「いい子」は時間がかかっても育ちます。ですが、行儀の悪い子は早く仕事ができるようになりますが、中身がなく薄っぺらな仕事をするように感じます。

最後あてにできる人はどちらなのか。

やはり、才能ではなく(才能は後からでもついてくる)真摯さが大切だと私は思います。