名古屋市で住宅型有料老人ホーム、訪問介護、訪問看護、介護職員初任者研修や喀痰吸引等研修(一号研修)などの研修事業まで行なっているH&Nホールディングス

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2016.08.07

ズバッと一言

私たちが守るもの

最近こんな話を聞きました。

夜勤で一人の受け持ちが20人

オムツ交換は20時・23時・3時・6時

しかし、20時の時にオムツをジャバラ折にして

リハパンの人もオムツに変え、翌6時までオムツを変えない。

2時間おきに体位変換が必要な利用者様も一度も体位を変えない。

さらにその職員に指導をしても改善しない。

上司に報告をするが改善しない。

 

こんなような話を聞きました。

確かに3対1基準の施設では夜勤受け持ちはおおよそ20対1になります。

特養や老健ではよくあります。確かに大変です。

ですが普通はみなさんきちんとしてます。

多少の手抜きは必要かもしれませんが、これは手抜きの領域を超えています。

 

そもそもこのような職員は介護をやめた方がいいでしょう。

よく指導が足りないや教育をしなさいと言われますが、

指導をしても教育をしても人間性の問題は解決しません。

もちろんこの介護職員も当然のことながら良くないこととの認識はあるはずです。

しかし、やらないのです。

極論「終わってます」ただの馬鹿です。

介護したくないのならほかの仕事に行って下さい。

人員配置であったり介護報酬であったり制度的にどうかと思うことは多々あります。

ですが、そんなことは関係ありません。

今いるご利用者様のケアはやらなければいけないのです。

やるべきことをしっかりやってその先に未来があるのです。

 

組織にも問題があります。労働基準法など労働者に優位な制度になっていますが、

このような職員は早く処分すべきです。何故ならこれは虐待だからです。

虐待の改善指導を聞かない職員は処分の適応ではないでしょうか。

人員不足なのはわかります。

逆にこのような職員を始末できないような組織だから人が集まらないのです。

早い話環境が悪いから「いい職員が定着しない」のです。

地道にいい介護職員をの輪を広げる努力を怠ると職場環境は悲惨なものになります。

始末書なりなんなり法的に順をおって処分すれば何の問題もありません。

 

組織も管理職も介護職員も最後は人間性の問題です。

人間的に問題のある職員の処遇なんて守る必要はありません。

私たちが守るものは利用者様と頑張っている職員です。

 

今の労働環境を考えると上手な手抜きは必要かもしれません。

あくまで上手で迷惑の掛からない手抜きです。

このケースはあまりにもひどい話です。

こんな奴らをいつまでも放置しておくから大きな犯罪になるのです。

 

今日はとても過激なことを書いていますが、

誰でも何でも介護職員になれるというこの間口の広さが低レベルを生んでいます。

この内容が過激だと思う人もいれば当たり前だと思う人もいるでしょう。

私はこのようなふざけた介護職員の方が過激だと思います。