名古屋市で住宅型有料老人ホーム、訪問介護、訪問看護、介護職員初任者研修や喀痰吸引等研修(一号研修)などの研修事業まで行なっているH&Nホールディングス

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2020.03.27

ズバッと一言

従業員を守るために従業員と戦っていく

人、金、物、時間を見る。管理職になったころに教えてもらった言葉です。

ここに残念ながら感情はありません。

若かりし頃には解っているようでその本質が解っていませんでした。気持ちも大事だろうと思う部分もどこかにありました。

管理職になり約20年。経営者になり約10年

最近は従業員から鬼のように思われることもしばしばあり、金のことしか考えていないということを言われたことも。

確かに”金”のことしか考えていないような気もします。しかし、それが経営者にとって最も重要なことであると私は考えています。

なぜなら事業を行っている以上お金がないと「何も守れない」からです。

人が無くては会社は成立しません。人こそ会社の財産であることは当たり前のことです。

しかし、みんな働いている以上収入を得なければいけません。

私がよく言うのは、頂点から末端まで会社にはお金儲けをしていない人はいないと言います。

経営者はお金が無いのに従業員を守れないのです。

収入が無ければ給料は払えないのです。

介護施設もクリニックも働く環境をつくることは”物”をそろえるということの集合体です。

建物や必要物品があってこそ従業員はお金儲けができるのです。

私たちがそういった物をそろえることを投資と言います。特に初期投資などは多大なリスクを負います。

それはそれは金玉が縮み上がるほどのお金というリスクを負います。

そういったことは当たり前ではありません。

確かに利益から新規設備を導入する時にはみんなで稼いだお金で買っていることは間違いありません。

ですが、リスクを負っていない場合そうではありません。

なぜなら従業員は「給料という配当金」を対価を得て仕事をしていますから

あなたたちのお金ではないのです。

円滑に仕事をする上で設備投資は必要なことですが、当たり前では無いのです。

ここで時間とは。

労働時間のことではありません。これはタイミングであると私は考えています。

「今日すべきことは今日することが正解であって、明日やることは不正解である」

このタイミングを読む力はとても重要なポイントになります。

ビジネスにおいて「やっておけば良かった」は負け戦なのです。

常に周りの状況を考え、時代を考え、人のことを考え、お金のことを考え、物のことを考え

時間というタイミングを読み決断をしていく。

これらのバランスが合間見合って1つの整合性を生み成功を導いていくことが重要であり

厳しいことを言うことも多々ありますが、

ここで初めて「従業員を守る」という感情がかなえられるのです。

 

しかし、残念ながら人はそれぞれの考えがあり、感情もあり、理解力に差もあります。

私の中では頭の中で描いた作戦を遂行させていくためにどうやって人を動かすかということが

日々の戦いです。

現場はやはり「感情主体型」なのです。

感情主体型は主観的思考になるため、必ずバランス感覚を狂わせます。時に自分本位に走り

周りが見えなくなっていきます。

バランスが崩れると本来守る者を守れなくなっていくということをしりません。

なぜならお金を稼いでいるという感覚に乏しいからです。

給料はもらえるものと思ったら大きな間違いなのです。

稼ぐものなのです。

稼がなければ給料は払えないのです。

最終的に従業員を守るということはどういうことなのか。

中間管理職ここをしっかりと考えなればいけないといつも思います。

きっとまだまだ

従業員を守るために従業員と戦っていくのだろうなあ。

 

今回の新型コロナウィルスは恐ろしく世界にダメージを与えそうです。

果たしてこのゆとりしか無い日本人、売り手市場などとリストラの陰でいい気になっていた馬鹿者ども。

自分たちがいるから会社があるなどとたわけた勘違いしているやつら。

昭和は古いといっている新世代たち。

人のせいになどせず頑張って生き延びようではないか。

 

私は就職氷河期世代である。

満足に仕事につけず人のせいにしている人がたくさんいます。

しかし、成功している人もたくさんいます。

自分が必要とされる人間になれば仕事はいくらでもあると私は思います。

あのころから20年以上たちました。なにをしていたのやら。