名古屋市で住宅型有料老人ホーム、訪問介護、訪問看護、介護職員初任者研修や喀痰吸引等研修(一号研修)などの研修事業まで行なっているH&Nホールディングス

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2016.03.24

ズバッと一言

普通の人

緑区にオープンするH&N鳴海のオープンが近づき徐々に慌ただしくなってきました。準備ももちろん日が迫るたびに大変になっていきます。私もこれまで新しい施設のオープンはいくつも携わってきましたが反吐が出るほど大変です。労働基準で言えばおそらく準備をする職員の状態はブラックです。

確かに「時間通り」ですべて行えれば、それに越したことはありませんが世の中そういかないことも多々あります。私が思うに「成功を収める者」はそういった困難を乗り越えた人のことを言うのではないでしょうか。超スーパー天才ならありうるかもしれませんが、私たち普通の人が「人以上の事」を成しえるには人と同じことをしていてはダメなのではないでしょうか。時には自分自身も家族も犠牲にすることはあるかもしれません。私個人の考えではありますが、そこに重きを置く場合は給料面など人以上の事を望んではいけないのではないでしょうか。当然のことながら遊びたいことなど我慢して仕事をしている人と比較して不公平であると私は感じます。

年功序列型でバブリーな時代ではありません。今は格差社会です。ある意味アメリカンドリームのような陰にはそうでないものも存在します。ここは日本ですからある程度保障のいい国です。ですが、資本主義である以上必ず格差社会は存在します。その中で成功を(良い処遇)納めるということはどういうことなのかを考えなければいけません。率直に成功を収めるということはしんどいことなんです。

確かに自分や家族を犠牲にすることはいいことではありません。成功を収めてしまえば十分に大切にできます。それからでも遅くはないでしょう。そういったことも含めて乗り越える力が何よりも大切だと私は考えています。その中で給料は対価です。人と違うこと、人より何かをすることことができなければ並ということになります。

このようなことを考えていると鳴海のオープニングスタッフは大きなチャンスだと思います。大きなチャンスボールが転がってきました。それをどうするかは受け止める人間次第です。人に乗り越えられない試練は訪れないと言った人がいます。すべてがそうではないかもしれませんが、私もそう考えようといつもしています。乗り越えられないのではなく乗り越えないのだと自分に言い聞かせたこともあります。これまで私も「このままこんなに働いていたら死ねんじゃないか」と思ったことがありますが、残念ながら死にませんでした。

なんでも最初は初めての繰り返しですが、考えれば自ずと道は開けます。土をやれど水をやれど花びらを咲かすのは己なり。