H&Nホールディングスとグループ会社へ寄せられた質問やお問い合わせに今までお答えしてきた内容や、皆様に知って頂きたい情報やエピソードなどを公開しています。
介護情報(直近の10件を表示しています)
-
【エピソード】 Nさん
-
私が働くデイサービスは坂道が多く、先日の大雪の日の送迎は大変でした。
出発前に電話で「今からお迎えに伺います。雪が降っているので、時間がかかりますが、待っていてくださいね!」と伝えると、「はい、まっとるでね~」とは言ってはくれたものの、少し不安そうに聞こえました。
ゆっくり雪道を登って、利用者さんのおうちへ到着すると、「こんな雪の日は、デイサービスは行かない方がいいとも思ったりしたけど、お昼ごはんもないし、お風呂にも入りたいし・・・。」と申し訳なさそうな様子でしたが、「お風呂もご飯もたのしみですねー!」と伝えると、嬉しそうな顔で車に乗り込んでくれました。
利用者さんの笑顔を見てたら、寒さも吹き飛んで、さらに、雪も溶けるような、とてもぽかぽかな気分にさせてもらえました。
-
【エピソード】 R.H.さん
-
利用者さんと、初めて喫茶店に行くことが出来た時のこと。
ご本人もとても楽しみにしていて、ご友人に会えることが出来たので、スタッフの私自身も、すごく感動しました。
利用者さんのあの時のニコニコ笑顔は、忘れることはありません。
また一緒にいろんな所へ行って、楽しませてあげたいと思いました。
-
【エピソード】 K.Iさん
-
昨年、100歳になる利用者さんのお誕生日会を、他の利用者さんやスタッフで行いました。
お祝いする直前がお昼寝タイムだったのでウトウトされていましたが、王冠をつけて、手作りケーキでお祝し始めたら、目もパッチリ!
そして「110歳まで生きる!!!」と言って、少し涙ぐまれました。
スタッフ一同も涙、涙。。。とってもうれしかったです。
まわりの利用者さんも、「100歳の誕生会をここでやってもらう!」を合言葉に頑張っています。
今年の10月は、101歳の誕生会を、また盛大に行いたいと思います!
-
【エピソード】 Sさん
-
施設がオープンしたばかりの頃、最初に入居された利用者さん。
男性に介護されるのをずっと拒否されていました。僕は、入社したてで、もちろん介護経験はほとんどなく、上手く説明したつもりでも、なかなか理解してもらえず、悩んでいました。
施設長に相談に乗ってもらい、自分の仕事だからとこちらの都合を押し付けるのではなく、純粋に「“あなたの役に立ちたいんです!”と気持ちを伝えなさい。それだけでいい。」というアドバイスを聞き、その利用者さんと真剣に話をさせて頂き、やっとオムツ交換をさせてもらえました。先日、同じような事を後輩に相談され、あの時の事を思い出しました。
今は、その利用者さんは亡くなられてしまいましたが、大切な事を教えて頂いた事に、とても感謝しています。
-
【エピソード】 Y.T.さん
-
毎月21日に、日泰寺の縁日に行っていた利用者さん。
体が不自由になって施設に入所され、ずっと行ってなかった縁日。
「一度、死ぬ前に行きたいわー」と言っていた為、施設に車を出してもらい、本人と娘さんと私の3人で、日泰寺の縁日に行きました。
昔なじみのかつお節のかかったうどんをすすり、「変わらないねー」と笑顔で言っていました。
今は天国から21日の日泰寺の縁日を覗いているんだろうなぁ~と、毎月21日が来るたびに思い出します。