名古屋市で住宅型有料老人ホーム、訪問介護、訪問看護、介護職員初任者研修や喀痰吸引等研修(一号研修)などの研修事業まで行なっているH&Nホールディングス

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2015.11.19

ズバッと一言

今目の前に

昨日は横浜市で一日研修でした。これで3年目だったと思いますが、精神科看護協会神奈川県支部での講演でした。精神科身体合併症についてですが例年100名を超える参加者のかたが見え熱心な方が増えたなという印象です。今年で精神科身体合併症看護についてセミナーや講演を行って約10年となり一つの区切りの年かなとも思い今後は新たな若い精神科看護師たちにバトンを渡そうと思いました。身体合併症を始めた当初は「精神科でそんなことやらなくてもいい」という風潮もあり受け入れの良い派閥と悪い派閥がありました。私個人的にもそういった争いも経験しました。ですが動き始めて1年もしないうちに精神科で身体合併症をみるという流れが強くなり全国的にも研修会などが増えその第一人者として扱われるように変化していきました。人って不思議なもので認められると手のひらを返し、それまで批判していた人まで媚びを売ってくるようになります。私の場合そういったことがあっても適当に愛想だけ合わせて必要以上にお付き合いすることをしませんが正直腹の中は「うっとおしいです」ですがそういった流れの中変化し、またやる気のある看護師達が成長していくのを見ていくのも楽しく可能な限りそういった人たちには協力をできたらいいなと今でも思います。ただ今思うと立場やそれぞれの利益などたくさんの煩わしい出来事にも巻き込まれたように思います。私は以前精神科を退職してからは精神科とは関わりのないところで生活しています。正直精神科の看護師の中でえらいとかえらくないとか講演で儲けているとかどうでもいいところにいます。講演って意外と疲れるんです。他にあまりやることのない人がするのはいいおこずかい稼ぎにもなるし知名度も上がるしちやほやされるしいいことずくめかもしれませんが、私にとってはどれもどうでもいいことなのです。仕事もそれなりに詰まってますし、強いて言えば忙しすぎるくらいのときもありました。講演料に関しても他の仕事を捨てるわけですからプラマイゼロ。ましてや在宅にいますから精神科の領域でえらくなっても何の評価もされません。挙句の果てに金儲けの出汁に使われる始末です。まあまあ散々な目に遭いました。私自身もいけないところはありますが、大体の場合周りがおいしい思いをしていたように思います。いつもそういったことに対して特にいいわけも反論もわれ関せずの雰囲気でいることが多いので「何を考えているのかわからない」など言われたい放題でしたが、正直私はそういったことでごちゃごちゃするのがめんどくさいだけでした。今目の前にやらなくてはいけないことがたくさんあるのに、ましてや自分が生きていくのに必死なのに自分を利用して利益を上げている人たちのことなんてどうでもいいことです。人にはそれぞれ役割があります。自分はそのことを120%全力でやることが重要でひたすら前に進むしかなのですから。その結果が今に表れているのかなと帰りの新幹線の中で考えていました。これでしばらくは会社のことを中心に考える時間が増えるのかなと思うと同時にわが社の将来ある職員たちには「与えられたことは責任を持って全力でやる」のはもちろんの事「他の人を基準に考えずに自分自身の将来に基準を合わせ、人がではなく周りがではなく自分を成長させる努力を自分で出来る人間になってもらいたい」ものです。そのためには介護職員として自分自身の信念を持てるようにしてほしいです。